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世界で一番古くからある会社 は【 日本にあった! 】

 2016/10/14 追いかける最先端、追わない流行 社会問題
この記事は約 8 分で読めます。 173 Views
大企業のイメージ画像

世界で一番古くからある会社、って知っているだろうか?
その企業、なんと日本にあるのだ。驚き!

坂本龍馬の作った海援隊。それを引き継いだ岩崎弥太郎の創った 三菱 ?

ちゃうちゃう! そんな最近できたばかりの会社じゃない。

578年創業で世界最古のカンパニー。

578年といえば、飛鳥時代のことだ。飛鳥時代にできて、今も現役バリバリの会社がある。知りたいだろうか?

世界最古の会社、その名前は?

 

では、お教えしよう。

答えは「金剛組」

 

 

ん?
聞いたことないなぁ。。って思っただろうか?

 

Wikipediaには、こう書いてある。
ーーーーーーーーーーーー
株式会社金剛組
(こんごうぐみ、Kongo Gumi Co.,Ltd.)とは
日本の建設会社である。
578年創業で世界最古の企業。
ーーーーーーーーーーーーー
http://www.kongogumi.co.jp

 

578年、飛鳥時代に創業し今なお現役で活動している、驚くべき会社が「株式会社 金剛組」なのである。

 

聖徳太子 が 会社設立に関わっている ?

あの有名な、聖徳太子に呼ばれて、海のかなたの百済(くだら)の国から三人の工匠が日本に招かれた。このうちのひとりが、金剛組初代の金剛重光である。
当時の日本には本格的な寺院を建てられる技術者がおらず、仏教の先進国であった百済より技術者を呼び寄せたのだ。工匠たちは、日本最初の官寺である四天王寺の建立に携わった。

 

で、ほかの職人たちは帰国したのに、重光だけは、この地に留まり、寺を護りつづけた、ってことらしい。
百済(くだら)といえば、今の朝鮮半島にあった国。その金剛重光が作った会社こそ、世界最古の「金剛組」である。彼は四天王寺を作り、四天王寺の宮大工として彼の家系が 代々、ずーっと寺を守りつづけてきたのだ。

 

四天王寺といえば「五重塔」で有名だ。それなら知ってるでしょ? ホラ、身近になった^^

四天王寺 五重塔

 

金剛組は、何度も倒産の危機に立たされている

1436年も続いている金剛組だが、これまで幾度となく苦境に立たされている。戦乱や落雷、台風、空襲など、過去7回、四天王寺にある五重塔は焼失したのだ。

ボクが、この会社に好感度を持っているのはーー

金剛組の経営方針には、「必要以上に 儲けすぎないこと」と書かれているところだ。

 

「いい材料で、いいものを作り、いい仕事をする」という理念。しかし長い間、四天王寺から発注される工事のみを行い、部外者を入れるしきたりもなかったことから、営業やそろばん勘定に苦戦し、日に日に困窮していくーー

昭和に入っても苦難は続き、無類の職人気質だった第37代金剛治一氏は、極度の経営悪化状態の中ついに、1932年(昭和7年)、先祖代々の墓前で自殺をする。

 

その後、3人の子どもを抱えながら、妻のよしゑ氏が歴代初の女棟梁として第38代を継ぎ、活発に事業展開を行った結果、難を逃れる。彼女は「なにわの女棟梁」と呼ばれた。女子、強し!!

 

倒壊、焼失、経済危機・・

戦国時代、何度も倒壊、消失した五重塔は、昭和9年、室戸台風でまたも倒壊。それでも再建に取り組み、昭和15年に復元。しかし、時代は第二次世界大戦に突入し、昭和20年の大阪大空襲により、境内のほぼ全域が再び焼失します。これにより金剛組は、寺院関係の仕事がなくなり、軍事用の木箱を製造するなどして、戦時をしのいだ。

戦後、日本では寺社を復興する際は、防火・防災・経済性にすぐれる鉄筋コンクリート工法が取り入れられるようになった。四天王寺も例外ではなく、五重塔の再建にあたり鉄筋コンクリート工法が検討されたものの、金剛組は、木造建築の経験しかなく、コンクリート工法の知識や経験がなかったため、四天王寺始まって以来、金剛組以外の大手ゼネコンが工事を行うことになる。

空襲の画像

 

このことに心を痛めた第39代金剛利隆氏は、経営の近代化を図り、昭和30年、株式会社金剛組を誕生させ、専務として社長のよしゑ氏を支えた。

以降、鉄筋コンクリート工法でも、日本建築本来の優美さや、木のあたたかみなどを損なわない独自の工法を開発。ほかの社寺建築にも応用されるようになったのだ。

 

しかし、このコンクリート工法の開発が、慣れない一般建築への事業拡大へ突き進むきっかけとなり、負債が増大。完全に倒産寸前の経営危機に陥ったのだ。

本来であれば、金剛組はここまでの命だった。銀行にもすべて見放されていたから。。

 

髙松建設 が 危機を救う

その危機を救ったのは、髙松建設株式会社(現髙松コンストラクショングループ)の会長、髙松孝育氏。高松氏は、共通の取引先であった銀行から金剛組の経営危機に関する噂を聞いて、堺市にある金剛組・美原加工センターで宮大工たちの技巧をじかに目にして驚き、取締役を集めてこう告げた。

 

「金剛組を潰したら大阪の恥や。古いものは一度なくなってしまうと二度と元に戻すことはできない。そうなれば長い年月、積み重ねてきた人の努力も技術もなくなってしまう。商人の街、大阪の上場企業として、それを見逃すようなことはできない」

 

そう言って支援に乗り出したのだ。

 

通常 企業買収、M&Aをするとなると、利益目的になる。でも高松氏は、金剛組の宮大工の技を『国宝級や』と感動して、ただそれを残したいと思った。金剛組への全額出資を決めたのは、義理と人情、大阪のなにわ節だ。

 

また、債権者会議で債権者たちも、自分のお金が返ってこないことに対して罵声を浴びせるかと思いきや、「四天王寺を守り続けてきた金剛組の技術を、今度は我々が一丸となって守り抜こう」と賛同し、大阪中からも激励の声が集まった。

こうして2006年、金剛一族が率いる旧金剛組は、髙松建設株式会社が立ち上げた新金剛組に営業権を譲渡し、大多数の従業員や宮大工が、そのまま移ることとなった。

情熱を持った職人と、それを支える素晴らしい人々は本当にいるのだ。
より良き人が集まれば、長く続くいい伝統も守られる。結局は人、なのだ。

日本、最高!!
<参考:リクナビ NEXT JOURNAL> http://next.rikunabi.com/journal/entry/20141112

 

M&A イメージ

 

では、世界一 大きな会社はどこだろう?

何をもって「世界一」というかは難しいが、2016年の10月時点での 時価総額は、こちら。

 

■時価総額 世界のトップ10■

① アップル【米国】(609)

② アルファベット【米国】(543)

③ マイクロソフト【米国】(448)

④ アマゾン・ドット・コム【米国】(396)

⑤ フェイスブック【米国】(368)

⑥ エクソン・モービル【米国】(361)

⑦ バークシャー・ハサウェイ【米国】(355)

⑧ ジョンソン&ジョンソン【米国】(323)

⑨ ジェネラル・エレクトリック【米国】(265)

⑩ アリババ・グループ・ホールディング【中国】(261)

 

※()内が時価総額で単位は10億ドル。

 

ご覧いただければわかるように、軒並みアメリカの会社である。2〜3年前まではトップ10の常連だった中国も、今や10位にかろうじて1社残っているのみだ。

また、急速に力を伸ばしているのがインターネット関連の会社であることもわかる。2011年の時点ではフェイスブックもAmazonもランクインはしていなかった。それがダントツの上位である。ほんの数年前までは「石油関連の企業」が上位独占を果たしていた。それが IT が時代を、経済を牽引しているのがわかる。

株価動向 イメージ

 

日本は ランクイン してないじゃん

と思うよね?

少しデータが古いが、日本のトップは以下のとおり。大企業と思っていたが、アメリカの企業規模とは比べようもない。しかし、米国企業はあれほど儲けていながら「米国民が貧困にあえいでいたり、保険制度のせいで医者にもかかれない」というのは信じられない現実だ。

 

■時価総額 日本のトップ10■

① トヨタ(147)

② 三菱UFJ(79)

③ NTTドコモ(79)

④ ホンダ(74)

⑤ キヤノン(68)

⑥ NTT(67)

⑦ SMBC(54)

⑧ 三菱商事(50)

⑨ 日産(47)

⑩ みずほ(45)

 

※()内が時価総額で単位は10億ドル。

 

オフィスで働く人のデスクを上から撮影した画像

まとめ

こう考えてみると「会社が世界一」というのは時代によって変わるが「世界一古い会社」というのは金剛組が潰れない限り、更新され続ける記録だろう。

金剛組は「時価総額」を競う会社ではなかった。

技術を磨き美しさと堅牢さを誇る 日本的な趣のある寺社仏閣を創ってきたのである。会社である以上、利益追求の側面はもちろん重要だ。しかし、そればかりでもいけないだろう。会社の社会的意義、を考えた場合。人間を幸せにする、社会を良くする、地域に貢献するという使命もなければならない。であるならば、米国民や世界の人間が米国大手企業の利益の恩恵、というか還元をもっと受けられるようになれば明るい世の中になるのにな、と思う。

そういった意味でも「金剛組」は世界最古からそういう人と社会のためにあり、企業として存続し続けてきた稀有な存在である。そんな「世界最古の素晴らしい企業」が今も日本の中に存在していることに、誇りを感じざるを得ない。

今後も永く、記録を更新し続けて欲しい会社である。

 

 

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